高句麗vs契丹、因縁の対決!飛んで火にいる…「広開土太王」第26~30話あらすじ、見どころと予告動画

2012年10月02日16時50分ドラマ
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前回紹介した第25話までは、舞台を都に戻してタムドクと兄タムマンとの兄弟愛に大いに泣かされたが、今回紹介する第26~30話では、新しいキャストを迎えてふたたび戦場での見事なアクション場面が見どころとなっている! TSUTAYA韓流通信のサイトで予告動が視聴できる。BS日テレ番組サイトには、相関図が公開されているので参考にどうぞ。

■第26話 遼東防衛線
ケヨンスの力は国力を超えており、タムドクはこれを抑えるために、ケヨンスの所属ずる消奴部(ソノブ)の役人たちの不正を徹底的に中裏大兄のコチャンに調査させた。消奴部の役人たちの不正が次々に発覚する中、なんとコム大将軍の一番の腹心の部下でもある桂婁部(ケルブ)のモドゥヨンの娘婿の不正も発覚し、大金が必要となる。
一方、消奴部役人たちが広大な土地を所持しており、その中でも新城の鋼鉄山がケヨンスの莫大な資金源となっていることがわかる。タムドクはケヨンスの莫大な資金源を断ち切る作戦に出る。国境付近の各城を連携させると同時に、この新城を含むケヨンスの私有地を国家に接収し、遼東防衛線の構築を推進するのだ。これは一大事と、ケヨンスはモドゥヨンの弱みに付け込み懐柔を画策する。モドゥヨンから情報を聞いたケヨンスは、5部族長で会合する諸加会議にかけて政策の是非を問おうと提案するが、タムドクは全国から役人の集まる東盟祭にあわせて役員全員が参加する公会を開き、政策の是非を問うと提案するのだった。
ケヨンスの睨む中では本音で政策の是非を問えないと考えたタムドクは、ある方法で公平な採決する。果たしてそれはどんな方法なのか?ところでこの斬新的なアイデアは、ヨソッケの言った戯言からタムドクが考え付いた。みんながバカにしたヨソッケの意見でもきちんと聞く耳を持つ、これもタムドクの凄いところだ。
ところで役人全員が集まる“東盟祭(または東明祭)”とはどんな祭りなのか?歴史書「後漢書」よると、高句麗の都で毎年10月に国中の者が集まって天を祭る国家的祭祀のこととある。王城の東に洞穴があり、そこに神を迎えて王自らそれを祭っていた。また神話学者たちによると、建国の祖である朱蒙東明王の降誕を祝う祭りだとも言われている。


■第27話:謎の男
タムドクとの全面対決を決意したケヨンスは、密かに謎の刺客を呼び寄せ、タムドク暗殺を命ずる。一方、トヨンとタムジュ王女が街で刺客に襲われるが、武芸に長けた謎の男に救われる。タムドクは、タムジュは囮で目的は自分でないかと考える。父ケヨンスではなくタムドク側についたコウンは、タムジュ王女を狙った刺客にケヨンスが関係していないのか心配で仕方がない。一方タムドクは王女たちを助けた謎の男に関心を持つが、男はタムドクが高句麗の王子だと知っても傲慢な態度を改めようとはしない。
そんな中、契丹(コラン)が高句麗領内に侵略してくる。ケヨンスは、これを遼東防衛線のことで国境近辺の敵を刺激したためと言う。そして、コム大将軍が戦場に向かう。これこそがケヨンスの作戦だった。果たしてその作戦とは…。
娘のトヨンだけでなく、息子のコウンまでが本来の仕事を放りだしてタムドクに仕えていることが気に入らないケヨンス。さすがに少々可哀そうでもある。また、タムドクが取り上げようとしている私有地は、過去の功績によって国から下賜されたもの。ケヨンスの怒る気持ちもわからないではない。

■第28話:契丹との戦い
タムドクは自ら天軍を率いて契丹の迎撃に向かい、その途中で謎の男と合流する。謎の男はタムドクと共に戦うが、敵を追い払った後、タムドクに襲い掛かってくる。互角に戦う二人の元に、ファンフェらが駆け付け戦いは中断。なぜ剣を向けたかというタムドクの問いに男は何と答えるのか?ファンフェらは男に不信感を抱くが、タムドクは男に興味を示し、高句麗の兵士として天軍に参加させる。蓋牟城(ケモソン)には、数万の契丹兵が準備をしているとのこと。天軍は100人。コム大将軍の本隊が到着しても1000名ほどで、とても互角に戦えない。そこでタムドクは、ヨソッケとソロンと名乗る謎の男を城の偵察に行かせる。ところがソロンは単身で城門を開け、契丹軍から蓋牟城の奪還に成功する。だが、契丹軍の真の狙いが扶余城(プヨソン)だと知ったタムドクは、契丹の本営を襲撃する。
前回から登場した謎の男。まずは今回冒頭のタムドクとの1対1の戦いに注目しよう。タムドクの木登りアクションも可愛いが、この謎の男の見事なアクションに圧倒される。このとき、蓋牟城に単身乗り込む際のまるでサーカスのようなアクションは必見!お見逃しのないように。演じたのはキム・チョルギ。1974年8月15日生で身長182㎝、特技は合気道。なるほど、体のキレがいい訳だ。この後も見事な槍や剣さばきが見られるのでお楽しみに。それにしても韓国の俳優は、アクションが達者な俳優・女優が多く、特にこうした戦いの多い歴史ドラマでは迫力満点。

■第29話:偽計
小部隊を率いたタムドクは、契丹軍に矢を放ちながら敵の軍を横断して進軍する、というとんでもない戦法をやってのけ先に進む。これにはさすがの契丹の英雄、大族長タダルも肝を冷やす。一方、ファンフェたちは、契丹の本拠地を攻め幹部たちを捕える。タムドクたちの使命は、コム大将軍たちが大勢を立てるまで、契丹軍の真の狙いである扶余城へ到着を少しでも遅らせること。この後も“松明(たいまつ)作戦”や“火取虫作戦”などで契丹をかく乱する。契丹軍は、連日、タムドクたちに攪乱させられながらの進軍で疲労困憊。そこを狙って今度は夜襲をかける。そんな中、契丹陣営に忍びこんでいたソルドアンの妹ソルチは、高句麗の密偵と間違われてタダルに襲われるが、そこへ夜襲に来たタムドクに助けられる。
今回は、タムドクとソロクの奇抜な戦法に注目!また、ソルドアンの唯一の肉親となった女戦士ソルチとタムドクがいよいよ絡んでくる。ソルチはもともとタムドクの手腕を高く評価していただけに、今後の彼女の行動によって、高句麗とマルガリ族の関係は大きく変わっていくはず。またソルチが女性だけに何やらロマンスのにおいも…。トヨン、ヤギョン、ソルチの中でタムドクとラブラインを描くのは誰になるのか?ソルチを演じたのは、キム・ジョンファ。)「1%の奇跡」「ラブ・トレジャー ~夜になればわかること~」などで日本でも人気の女優。彼女のアクションもお見逃しなく。

■第30話:対決
タムドクは契丹の大将軍タダルと面会し、首長対決を申し出る。熾烈な戦いの末にタダルを倒したタムドク。その時契丹の兵がタムドクに向かってくるが、タムドクのピンチに一番に動いたのはソロクだった。結局タムドクは、契丹を属国として降伏させて国内城に凱旋する。コム大将軍はタムドクと将軍たち一人ひとりにその武功を称える。その夜コム大将軍はかつての上官サガルン将軍の最期のときを夢に見るのだった。
一方ケヨンスはサガリョン(ソロク)が未だタムドクを殺害していないことを怒り、最後のチャンスを与える。そんな中、トヨンが父ケヨンスの計略を知ってしまう。
コム大将軍は、その夢が意味するところを察知し、タムドクに知らせに行くが、タムドクはある人物と連れ立って墓地にいた。果たしてコム大将軍はタムドクに何を伝えたかったのか?
今回は、タムドクの1対1の対決が2度ある。1度目は契丹のタダル大族長との熾烈な騎馬対決。そしてもう一つは、墓前剣さばきも鮮やかな対決。さあ、タムドクは戦うあては?
ところで、タダル大将軍を演じたのは、チェ・イルファ(チェ・イラ)。「恋人」「シティー・ホール」「レディプレジデント~大物~」などで冷酷なボスや組長と言った強面の役でおなじみの俳優。日韓共同映画「KT」では、金大中大統領の役で佐藤浩市らとも共演している演技派俳優。


ドラマ「広開土太王」はBS日テレにて、月~金の毎夕4時から放送、予告動画はTSUTAYA韓流通信のサイトで視聴できる。

kandoratop 【「広開土太王」を2倍楽しむ】

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BS日テレ「広開土太王-こうかいどたいおう-」番組サイト
TSUTAYA韓流通信「広開土太王-こうかいどたいおう-」

■作品紹介
・放送:KBS、2011~2012
・話数:全92話
・演出:キム・ジョンソン 「大祚榮 テジョヨン」「太祖王建ワンゴン」
・ 脚本:チョ・ミョンジュ 「ぶどう畑のあの男」「パパ3人、ママ1人」
               / チャン・ギチャン 「不滅の李舜臣」
・音楽:イ・ピルホ
・キャスト:
 タムドク役/イ・テゴン…「神様、お願い」「宝石ビビンバ」「淵蓋蘇文 ヨンゲソムン」
 コウン役/キム・スンス…「朱蒙〔チュモン〕」「ガラスの城」
 慕容宝(ぼようほう)役/イム・ホ…「大祚榮 テジョヨン」「善徳女王」
 トヨン役/オ・ジウン…「怪しい三兄弟」「笑ってトンヘ 」
 ヨンサルタ役/ホン・ギョンイン…「善徳女王」「プランダン 不汗党」
 ヤギョン役/イ・イネ…「千秋太后[チョンチュテフ]」「ファン・ジニ」
 ソルチ役/キム・ジョンファ…「風の国」「1%の奇跡」

■DVD情報
◆レンタル情報
・TSUTAYA独占 「広開土太王 ―こうかいどたいおう―」
・全40巻/本編各2話収録  絶賛レンタル中!
<DVD仕様>
2011年/韓国/16:9/カラー/片面1層/ドルビーデジタル2.0chステレオ/
音声:韓国語/日本語字幕/1話 約60分
販売元:カルチュア・パブリッシャーズ
◆セル情報
・発売日:2012年8月24日
・定価(税込):48,300円
・収録時間:5060分
・組数:46枚組
・パッケージ形態:BOX
・販売元:ポニーキャニオン

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